REGGAE DELIGHT 2

レゲエが好きです。
世代的には雑誌『relax』のラヴァーズ・ロック特集の少し前からその道に足を踏み入れたラヴァーズ・ロック第2.5世代。
ラフ・トレードやトロージャンのコンピやオーバーヒートから出ていた日本版CDなんかと、イギリスの80年代ニューウェーブのレゲエ・ダブ感が相まみえて、好きになりました。
なので、アゲアゲではなくユルユルです。
なによりレゲエのいいなと思うポイントは、「76年のジャマイカが暑すぎたから」という誕生秘話。

今回は、いわゆるレゲエアーティストじゃない人のレゲエチューンを集めました。
暑い夏に聞くのはもちろん、1年を通じて聞ける音楽だと思います。

プレイリスト “REGGAE DELIGHT 2”

※このプレイリストを曲順通りに聞くためにはSpotifyプレミアム、Amazon Music Unlimitedに登録する必要があります。
※一部の楽曲がAmazon Musicでは登録されておらず、抜けています。

M1	Englishman In New York – Reggae Version	Sting
M2	Diplomat's Son	Vampire Weekend
M3	空洞です (Alternative Version)	ゆらゆら帝国
M4	Bankrobber	The Clash
M5	TV (DUB)	アナーキー
M6	African Reggae	Nina Hagen
M7	Aux armes	Serge Gainsbourg
M8	Sunshine Reggae	Laid Back
M9	Candy Rain (instrumental – DETERMINATIONS)	久保田利伸
M10	Mother and Child Reunion	Paul Simon
M11	Não chore mais	Gilberto Gil
M12	You Are Friend To Me	坂本龍一とカクトウギセッション
M13	Love Can Run Faster	Robert Palmer
M14	We've Got A Good Thing Going – Stripped Mix	Michael Jackson
M15	小さな愛の工場	Chara

収録曲をさらっと紹介

M1：Englishman In New York – Reggae Version / Sting

いわずとしれたスティングの名曲。
原曲も充分レゲエですが、これは近年録音のよりベースラインがさらにレゲエ味を増した版。

M2：Diplomat’s Son / Vampire Weekend

ヴァンパイア・ウィークエンドの名アルバムに収録されたレゲエリズム風の曲。
この流れで聞くと、完全にニューウェーブ・レゲエのいい曲。

M3：空洞です (Alternative Version) / ゆらゆら帝国

ゆらゆら帝国の名曲のリミックスアルバム収録版。
いわゆるレゲエではないかもですが、ダビーで広義のレゲエではあると思う。

M4：Bankrobber / The Clash

ブリティッシュパンクの雄、クラッシュによるレゲエチューン。
プロデュースはマイキードレッド。

M5：TV (DUB) / アナーキー

日本のクラッシュことアナーキーもイギリス録音で、ダブに挑戦。
こちらもプロデュースはマイキードレッド。

M6：African Reggae / Nina Hagen

パンクロックの女王、ニナ・ハーゲンによる、辺境レゲエ。
一度聞いたら忘れられないヨーデル声はジョン・ライドンに憧れた結果という噂。

M7：Aux armes / Serge Gainsbourg

ゲンズブールが81年に出していたダブアルバムから、ジャマイカのレジェンド、ビッグ・ユースがトースティングで参加しているこの曲。
スライ・アンド・ロビーやアイ・スリーも参加でアルバム通してすごく良い。

M8：Sunshine Reggae / Laid Back

コペンハーゲンのエレクトリックデュオ、レイドバック83年のヒット曲。
カップリングのホワイト・ホースもディスコヒット。

M9：Candy Rain (instrumental – DETERMINATIONS Version) / 久保田利伸

久保田利伸の隠れたレゲエ曲。
大阪のスカバンド、デタミネーションズによるシングル曲のインストカバー。

M10：Mother and Child Reunion / Paul Simon

サイモン&ガーファンクルを解散後、ソロ1枚目72年に出したアルバムの1曲目。
ジャマイカ録音のこの曲が、白人レゲエ最初のヒット曲といわれ、由紀さおりもカバー。

M11：Não chore mais / Gilberto Gil

カエターノ・ヴェローゾとともにトロピカリアを牽引したジルベルト・ジル。
ボブ・マーレーの「No Woman No Cry」をポルトガル語でカバー。

M12：You Are Friend To Me / 坂本龍一とカクトウギセッション

教授によるシスター・スレッジの名曲カバー。
ボコーダーボイスがかわいい。

M13：Love Can Run Faster / Robert Palmer

プレイリスト「VISIONS」に続き早くも2度目の登場、ロバート・パーマーのブルーアイドレゲエ。
プロデュースはリー・ペリー。

M14：We’ve Got A Good Thing Going – Striped Mix / Michael Jackson

レゲエじゃないんだけど、藤原ヒロシとK.U.D.O.のリミックスを聞いてしまうと、これもレゲエに聞こえてしまう。
リミックスの方は配信されてなくてリストできなくて残念。

M15：小さな愛の工場 / Chara

最後はチャラによるかわいいラバーズロック。
チャラはジュニア・スウィートのリミックスも名ラバーズ。

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