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“MELLOW#7”

MELLOW #7 ORIGINALS

藤原ヒロシさんが90年代の終わりに、知人友人に配布していたコンピレーションCDをプレイリスト化しました。

私がこのコンピシリーズのことをどうやって知ったのか。
どこでどうやって入手したのか。
全然思い出せないのですが、数枚所有しています。
時代背景的に見て、雑誌メンズノンノの連載「ア・リトル・ノーレッジ」の誌面で見たのか? クールトランスの連載「SUPER NATURAL MAGAZINE」の誌面で見たのか? 本当に覚えてないんですよね。
それらの雑誌の切り抜きも、今は手元に残ってないし。
どなたか、掲載されていた媒体が分かれば教えてください。

ジャケットの左上にはELECTRIC COTTAGEの旧ロゴ。
モア・メローな収録曲は、80年代〜90年代初頭に知人友人に配布されていたカセットテープ「Hiroshi’s Kick Back」シリーズのCD-R版といった趣。
私の手元にあるのは、もちろん孫コピーとかなのですが、カセットテープにしろCD-Rにしろ、HFさんが自作で量産していたと思うと、そのDIYスピリッツ的なものにグッときます。
現実はコジローさんが作業してるのかもしれませんが。

2003年からステッパーズ・レコーズでリリースされていた「LOST HF MIX」シリーズとは別で、2001年にデプトからリリースされた「nothing but the MELLOW」や2005年に2枚まとめてリリースされた「Hiroshi’s Kick Back」に直結するようなコンピです。
「Hiroshi’s Kick Back」は特殊パッケージで、棚に飾っておきたいタイプの作品なので、お持ちでない方はぜひ中古で探してみてください。
ゼロ年代のHFさんを象徴する後ろ姿、カンゴールにスメドレーに505にAF1。

HIROSHI’S KICK BACK(PRIVATE MIX)VOL.1 compiled by HIROSHI FUJIWARA
Rush Production (jp)
特殊パイルジャケット仕様でフィジカルで持っていたいコンピレーションCD

2022年版HFさん選曲コンピレーション、「SERENE vol.1」。
メロークラシックのパッケージはプレゼントにもオススメです。

SERENE vol.1 music selected by Hiroshi Fujiwara
Universal Music
プレゼントにもオススメの2022年版HF選曲コンピレーションCD

収録曲でSpotifyになかったのは3曲。
内ニーナ・シモンの「ボルチモア」はライブ版があったので、そちらを入れました。
HFさんの「ヘブン」、オリジナルは桑原茂一さんのコンピ「ラジオヘブン」収録のトーキング・ヘッズの名曲カバー。
ボーカルにCHAKAさんを迎えたナイスカバーで、HFさんのベスト盤「Mellow Works」にもナイス・ダブなRemix Ver.が収録されています。

MELLOW WORKS OF HIROSHI FUJIWARA
ビクターエンタテインメント
ソロやプロデュースを含む90年代〜ゼロ年代初頭までの名曲をコンパイル

ラブ・タンバリンズの「ベイビー・ホワイ」は、Apple Musicにはあるのに、Spotifyにはない。
CRUE-Lは全体的に、Spotifyにはない。
瀧見さんのご意向だと思われるので仕方がないですが、ラブタンやポート・オブ・ノーツをもっと多くの人に聴いてほしいなと思うと、少しさみしい気持ちがします。
世界中の若者に聴かれたらいいなと思います。

Love Parade
Cruel
ラブ・タンバリンズのベスト・オブ・ザ・ベスト

プレイリスト “MELLOW#7”

※このプレイリストを曲順通りに聞くためにはSpotifyプレミアムに登録する必要があります。
※一部の楽曲サブスク配信登録されておらず、抜けています

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M1 Fool That I Am Libby Titus
M2 I've Seen The Face Before Grace Jones
M3 Across The Universe Fiona Apple
M4 Baltimore Nina Simone
M5 Baby Can I Hold You Tracy Chapman
M6 Alison Linda Ronstadt
M7 Lauretta Malcolm McLaren
M8 There's Nothing Like This Omar
M9 Baby Why Love Tambourines
M10 We're Only Just Begun Paul Williams
M11 Heaven Help Lenny Kravitz
M12 Nobody Knows You Nina Simone
M13 Under The Jamaican Moon Nick Decaro
M14 The Lady Wants to Know Michael Franks
M15 Heaven Hiroshi Fujiwara
M16 Love is Blind Janis Ian
M17 I Shall Be Released Paul Weller
M18 I Know Sometimes a Man is Wrong David Byrne

収録曲をさらっと紹介

M1:Fool That I Am / Libby Titus

ドナルド・フェイゲンのパートナーことリビー・タイタスの名盤より。
この曲は、フリーソウル・クラシックの「ジョリー」で有名なアル・クーパーとリビーの共作。

M2:I’ve Seen The Face Before / Grace Jones

タンゴ・クラシックのリベルタンゴに歌を乗せたってことであってますかね? なグレース・ジョーンズの代表曲のひとつ。
グレースさんは80年代アイコンのひとりですが、活動が多岐に渡っていて、ファッション、音楽、映画アートなどポップカルチャー全体の橋渡しとしても重要な役割を担っていたのだと思います。

M3:Across The Universe / Fiona Apple

98年作のビートルズのカバーなので、コンピ制作当時の新譜ということになります。
当時らしいトリップホップっぽい雰囲気のナイスカバー。

M4:Baltimore / Nina Simone

たぶん声質が好みなんだと思われますが、ジャズ・ボーカルの中でもニーナ・シモンはHFさんが選曲されることが多いアーティスト。
この曲はレゲエにしか聞こえないわけですが、78年リリースなのでたぶんそういう解釈で合ってるんでえしょうね。

M5:Baby Can I Hold You / Tracy Chapman

ギター1本弾き語りSSWトレーシー・チャップマンの88年リリース名曲。
ありがちな表現ですが、優しくも強く儚い歌声が心に響く。

M6:Alison / Linda Ronstadt

オリジナルはコステロ、でもこのリンダ・ロンシュタットのカバーの方が有名。
ローラースケート姿のジャケットからは想像できないMellow Madnessクラシック。

M7:Lauretta / Malcolm McLaren

プッチーニのオペラクラシック「O mio babbino caro(私のお父さん)」を打ち込みビートに乗せた、マルコム・マクラーレンのソロ作。
そう考えると「ナチュラル・ボーン・ダブ」のインスパイア元ともとれるのかもしれません。

M8:There’s Nothing Like This / Omar

90年代初頭、英国産R&Bとしてトーキン・ラウドからリリースされたオマーの代表曲。
音の作りは、今聴いても新鮮なくらいシンプル。

M9:Baby Why / Love Tambourines

94年リリースのEP「ミッドナイト・パレード」収録。
シンプルなトラックが支える、エリさんの温かなボーカルが最高。

M10:We’re Only Just Begun / Paul Williams

邦題「愛のプレリュード」、カーペンタースがカバーでこちらがオリジナル。
ポール・ウイリアムスが盟友ロジャー・ニコルスと組んだ永遠の美メロ曲。

M11:Heaven Help / Lenny Kravitz

邦題「悲しみの十字架」、93年のヒット曲。
初期レニー・クラヴィッツもMellow Madnessクラシック多し。

M12:Nobody Knows You / Nina Simone

同じコンピの中に、同じアーティストが入るのも珍しいですが、2回目の登場のニーナ・シモン。
正式タイトルは「〜When You’re Down and Out」、渋い歌声がピアノと合います。

M13:Under The Jamaican Moon / Nick Decaro

ニック・デカロの代表曲であり、AORの原点。
74年、プロデュースはトミー・リピューマ。

M14:The Lady Wants to Know / Michael Franks

77年リリースのアルバム「スリーピング・ジプシー」収録。
マイケル・フランクスもHFさんクラシック多し。

M15:Heaven / Hiroshi Fujiwara

トーキング・ヘッズの名曲カバー。
ボーカルのCHAKAさんは元PSY・Sのボーカル。

M16:Love is Blind / Janis Ian

HFさんの「I Dance Alone」でもフィーチャーされているジャニス・イアンの代表曲。
日本ではTBSドラマ「グッドバイ・ママ」の主題歌として有名。

M17:I Shall Be Released / Paul Weller

ボブ・ディランの名曲のポール・ウェラー・バージョン。
HFさんクラシックのヤングブラッド版は、「MELLOW#1」に収録されていました。

M18:I Know Sometimes a Man is Wrong / David Byrne

トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンのソロ、89年のアルバム「レイ・モモ」収録。
近作「アメリカン・ユートピア」でも印象深く使われていました。

アメリカン・ユートピア Blu-ray
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
「こんな歳のとり方をしたい」と思わせてくれるデヴィッド・バーンの集大成的ブロードウェイをスパイク・ジョーンズが映画化

gimme lil mo'

この記事を書いた人

Gimme Lil Mo' (ギミリルモ)
地方在住の40代会社員。4人家族。しし座・A型。
プレイリストを通じて、好きな音楽を紹介します!


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