レゲエが好きです。
世代的には雑誌『relax』のラヴァーズ・ロック特集の少し前からその道に足を踏み入れたラヴァーズ・ロック第2.5世代。
ラフ・トレードやトロージャンのコンピやオーバーヒートから出ていた日本版CDなんかと、イギリスの80年代ニューウェーブのレゲエ・ダブ感が相まみえて、好きになりました。
なので、アゲアゲではなくユルユルです。
なによりレゲエのいいなと思うポイントは、「66年のジャマイカが暑すぎたから」という誕生秘話。
今回は「JUN THE CULTURE」とその前身「JUN SOUND POOL」でかかったレゲエからよりすぐりの15曲をプレイリストにまとめました。
そんなのいいに決まってる。
ちなみに数えてみたところ、「JUN THE CULTURE」で重複を除いて62曲、「JUN SOUND POOL」で重複を除いて23曲、合計85曲。
ちなみにちなみに「JUN THE CULTURE」全体で1,762曲(2024年8月28日現在)、「JUN SOUND POOL」全体で524曲、合計で2,286曲中の85曲なので、重複を含めても全選曲の5%に留まります。
意外と少ない印象ですね。
番組全体の選曲の特徴として、新譜とクラシックを織り交ぜるという傾向があるのでなかなかかかりづらいのかもしれません。
レゲエの新譜でかかるのはホーリー・クックくらいでしょうか。
もっとレゲエの選曲も聞きたい。
ちなみにちなみにちなみに「レゲエ=夏」というステレオタイプに囚われることもなく、4〜5月に選曲される機会が多いです。
ユルいレゲエだからということなのかもしれませんけれど。
プレイリスト “REGGAE DELIGHT 3”
※このプレイリストを曲順通りに聞くためにはSpotifyプレミアムに登録する必要があります。
※一部の楽曲サブスク配信登録されておらず、抜けています
M1 | Rivers of Babylon | The Melodians |
M2 | Sexy Eyes | John Holt |
M3 | Jah Love | Weapon of Peace |
M4 | You Bring the Sun Out | Janet Kay |
M5 | Love Has Found Its Way | Dennis Brown |
M6 | Freak Out | Jackie Mitto |
M7 | We're All Alone | Doreen Shaffer |
M8 | Tyler | UB40 |
M9 | Fools Rush In | Carlton & The Shoes |
M10 | What's Your Sign | Barry Biggs |
M11 | Money Worries | Maytones |
M12 | Good Thing Going | Sugar Minott |
M13 | My Baby | Cornell Campbell |
M14 | Dance in the Sunshine | Hollie Cook |
M15 | Hard Times | Sonia |
収録曲をさらっと紹介
M1:Rivers of Babylon / The Melodians
63年結成のレジェンドバンド。
ボニーMのディスコチューンのカバーかと思ってましたが、こちらがオリジナル。
M2:Sexy Eyes / John Holt
フリーソウルとしても人気の高いドクター・フックのカバー。
雑誌「relax」のラヴァーズ・ロック特集でもHF氏が思い浮かべるラヴァーズシンガーの筆頭として名前が挙がっていたジョン・ホルトは、ラジオでも通算10回選曲されています。
M3:Jah Love / Weapon of Peace
80年代UKのルーツ・レゲエバンド。
ところで雑誌「asayan」で連載されていた「DEAD END」にてデッツ松田氏はこのバンドの「イフ」という曲の12インチを紹介しておりました。
そのジャケットにはデニス・ボーヴェルプロデュースと明記されているので、連載でもそのように紹介していましたが、実はミスクレジットで、このバンドとデニス・ボーヴェルは全然関係ないそうです。
そんなこと関係なく、最高に爽やかないい曲ですけど。
M4:You Bring the Sun Out / Janet Kay
ランディ・クロフォードの名曲カバー。
切なげなリズムにジャネットの美声が心地良い。
M5:Love Has Found Its Way / Dennis Brown
こちらもHF氏クラシック、Ring of Colourでも取り上げてました。
「80年代、千駄ヶ谷のライズバーを思い出す。」
そうです。
M6:Freak Out / Jackie Mitto
あのスカタライツにも在籍した、ジャマイカのレジェンド鍵盤奏者ジャッキー・ミットゥ。
ラジオではこの曲以外にも通算4回かかってます。
M7:We’re All Alone / Doreen Shaffer
ボズ・スキャッグスの名曲カバー。
私はその昔渋谷時代のSTEPPERS RECORDで再発の7インチ買いました。
M8:Tyler / UB40
ファースト「サイニング・オフ」の1曲目。
同アルバムからは他に「キング」も選曲されています。
M9:Fools Rush In / Carlton & The Shoes
当サイトのタイトルにもなってるカールトン&ザ・シューズによるポップスタンダードのレゲエカバー。
HF氏はバウ・ワウ・ワウのカバーもお好きです。
M10:What’s Your Sign / Barry Biggs
ファルセットボイスが印象的なジャマイカを代表するソウルフルレゲエボーカリスト。
なにを隠そう雑誌「relax」のラヴァーズ・ロック特集にてHF氏が紹介した中の1枚。
ちなみに残りの2枚はトロージャンのコンピ「Hold Me Strong」とデニス・ブラウンのアルバム「グッド・ヴァイブレーション」でした。
M11:Money Worries / Maytones
映画「ロッカーズ」のサントラ収録曲。
その昔メンズノンノの特集でも紹介していましたが、近年では雑誌「スイッチ」のFRAGMENT MAPPING特集にて「HIROSHI’S KICK BACK 2018」の中でも紹介されてます。
興味深いので引用すると
「レゲエはパンクやニューウェーブの影響で聴くようになったんですが、当時よく聴いていたは「ROCKERS」のサントラ。」
だそうです。
M12:Good Thing Going / Sugar Minott
ダンスホール・レゲエの生みの親とも言われるシュガー・マイノットによるマイケル・ジャクソンのカバー。
のちにHF氏とK.U.D.O.氏でマイケルのダブ盤が出ますが、この曲がアイデアの元にあるのでしょうか。
M13:My Baby / Cornell Campbell
シルキーなファルセットボイスの印象が強いコーネル・キャンベルですが、これは落ち着いた声のジャズスタンダーのレゲエカバー。
一番有名なニーナ・シモン版はHF氏が藤井フミヤ氏にプレゼントしたとかしないとかということを、その昔フリーペーパー「ディクショナリー」で読んだ気がします。
M14:Dance in the Sunshine / Hollie Cook
唯一の新譜。
ホーリー・クックはピストルズのポール・クックを父に、カルチャークラブのバックコーラス ジェニを母に持つというUKニューウェーブのサラブレット。
あの伝説のバンド「スリッツ」の最後のメンバーでもあります。
M15:Hard Times / Sonia
UKのD-Royレーベルから1980年リリースのソニアによるキッド・クレオール率いるDr. Buzzard’s Original Savannah Bandの76年リリースの名曲カバー。
原曲の気だるさをそのままマシマシにしたラバーズカバーが最高で、ラジオでも3回選曲されています。
この記事を書いた人
Gimme Lil Mo' (ギミリルモ)
地方在住の40代会社員。4人家族。しし座・A型。
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